独特のニオイがするワキガ。
玉ねぎ、雑巾、スパイス、硫黄など様々な例え方をされます。
自覚症状がない人もいるようで、きついニオイをまき散らしています。
風俗遊びとなれば、めちゃくちゃ密着します。
もし相手がワキガだったら、苦痛でたまらないですよね。
ワキガは男性特有のものではなく、女性もワキガの場合があります。
風俗においては客だけでなく、嬢も関係する問題です。
そこで本記事では、ワキガのセルフチェック、対策法をご紹介します。

ワキガとは
ワキガとは、腋を中心に強いニオイが発生させることを言います。
腋以外にも、乳輪や陰部から強いニオイが発生することもあります。
ワキガの原因は、アポクリン線というものです。
アポクリン線とは、腋や乳輪、陰部などに多く分布している汗腺です。
アポクリン線には、体内の毒素を排出する役割があります。
その毒素と皮膚の細菌が混ざり合って、キツイニオイを放つようになるのです。
アポクリン線は誰にでもあります。
ただ、アポクリン線の数や、アポクリン線から出る汗の量は人によって違いがあります。
アポクリン線の数や汗の量が多いほど、ニオイがきつくなり、ワキガとなります。
ちなみに、人種によって違いもあります。
東アジア人はアポクリン線が少ないため、体臭が比較的少ないです。
黒人はほぼ100%、欧米人では8割程度はワキガであるとされています。

ワキガかどうかセルフチェック
ワキガは自分ではなかなか気付きにくいものです。
自分のニオイに慣れてしまい、臭いかどうか判別できなくなるからです。
ですので、ニオイではなく、別の項目でチェックする必要があります。
ワキガのセルフチェック項目は以下の通りです
- 耳垢がべたべたしているか
- 家族にワキガがいるか
- 体毛が濃いか
- 洋服の腋部分が黄ばんでいるか
- 腋毛に白い粉が出てきているか
以上の項目で、YESが多ければワキガの可能性が高いです。
耳垢がべたべたするのは、ワキガの可能性があります。
なぜなら耳の中にはアポクリン線が多いからです。
耳垢がベタベタと湿るほどであれば、腋からも大量の汗が出ている可能性が高いです。
ワキガは遺伝します。
家族にワキガがいれば、自分もワキガである可能性があります。
両親ともにワキガであれば、かなりの確率でワキガが遺伝しています。
体毛が濃い人はワキガである傾向にあります。
毛深いと蒸れますので、雑菌が繁殖しやすいです。
それがニオイの原因となりやすいのです。
洋服の腋が黄ばんでいる人は要注意です。
アポクリン線から出る汗は、洋服を変色させるほど粘り気と色味があります。
洋服を洗濯かごに入れる前に、腋の部分を確認してみましょう。
腋毛に白い粉が出ている場合は、汗が大量に出ている可能性が高いです。
白い粉は汗が結晶化したものです。
それほど大量の汗が出るのであれば、ワキガの可能性も高まります。

ワキガへの対処法
アポクリン線除去手術
ひどいワキガの場合は、手術でアポクリン線を除去することを考えた方が良いでしょう。
ただ、手術ですので、治癒するのに時間もかかりますし、費用もバカになりません。
あまりにひどければ保険適用もできますが、ほとんどは自費になります。
手術費用は30~50万程度かかると言われています。
傷跡も残りますので躊躇する人もいます。
重度のワキガの場合は、手術を視野に入れておきましょう。
軽度の場合は手術をせずに、対策を行うことが一般的です。
最近では、マイクロ波を腋に照射する治療も増えています。
こちらは切開をする必要がないので、傷跡が残りません。
効果も半永久的に持続します。
費用は30万円以上かかることがほとんどです。

デオドラントや薬の使用
市販のデオドラントスプレーやクリームなどを腋に塗って、ニオイを抑える方法があります。
また、皮膚科などで処方された薬を塗ることも良い対策です。
デオドラントや薬を塗ると、汗が抑えられます。
汗が出てこなければ、雑菌と結びついて異臭を放つことが少なくなります。
デオドラントでは、デオナチュレが有名です。
デオナチュレには、クリームタイプがあります。
指でしっかりと腋に塗りつけることができて、しっかりワキガ対策ができます。
QB(クイックビューティ)薬用デオドラントクリームも有名です。
長時間消臭効果が続くだけでなく、ウォータープルーフタイプです。
プールやシャワーもOKという優れものなので、特に風俗嬢にはオススメと言える商品です。

生活習慣を改める
アポクリン線が活性化する生活習慣があります。
高カロリーの食事、飲酒、喫煙、運動不足が重なると、アポクリン線が活性化し、ワキからひどいニオイを発してしまいます。
食生活を見直すことでアポクリン線からの老廃物が減ります。
運動を定期的に行い汗を書くことで、アポクリン線に老廃物が溜まり続けることがなくなります。
結果として、アポクリン線に老廃物が溜まらなくなります。
すると、ニオイを抑えることができるようになります。

腋の環境を変える
腋が蒸れやすい環境を変えましょう。
まず、腋毛を処理します。
カミソリや除毛クリームなどで腋毛をなくしてしまいましょう。
そうすれば、腋の蒸れが軽減されて、雑菌が繁殖しにくくなります。
その上で、腋を常に清潔に保つようにしましょう。
シャワーを浴びる時にちゃんと洗うことはもちろん、昼間でも汗拭きシート等でこまめに拭いて、清潔にしておきましょう。
さらに、通気性の良い服を肌着を着るようにしましょう。
通気性が悪いと腋が蒸れやすくなってしまいます。
化学繊維よりも綿や麻の方が通気性良くておすすめです。

まとめ
ワキガはなかなか自分では気付きにくいものです。
以前は違っても、生活環境の変化でアポクリン線が活性化して、ワキガになることもあります。
セルフチェックをして疑わしければ、ちゃんと対策を取るようにしましょう。
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